17番 出流山満願寺   一念発起 その13   懸造りシリーズ その3

こんな愛嬌のある仁王様の横をを通って

壱七番 出流山(いずるさん)満願寺 に

 

ということは 17/33≒0.51 つまり番号では半分は過ぎたことになります

 が、先に千葉県を廻ってしまったので24カ所ということに7割超えですね。

 でも、距離は半分ぐらいなんですよ。

        



     

 

 

ああ 前書きを忘れた!

このお寺の門前には 日本蕎麦屋が並んでます。

   

のぼりには 「寒晒しそば」


www.shimotsuke.co.jp

 

この蕎麦と「これ!」がここの辺の特産物です!

それは

   

石灰岩! この鉱山がそこらじゅうにあります。

   

赤く〇を描いたところは たぶん石灰岩の鉱山です

そして 写真の真ん中あたり ミミズがたくさんうねっているのがゴルフ場!

今、おいらが携わってる建設中の現場の砕石はここら辺の産地! ということは材料の確認に行ってきた! ということになります。 ということは業務中!なわけですが

 

石灰岩は セメントの材料 運動場の白線 コンクリートの粗骨材 大理石などなど

使われます。 それと 石灰岩が溶けて垂れ下がった鍾乳洞があるわけです!

とまくら(寝るほうではなく 落語のまくら)を文中に挟んで進みます。

 

このお寺には 奥の院があって その拝殿が 「懸造り」だそうでということで

奥の院に!行きました。

         

          どうも だいぶ奥のようだ

 

     

まず見えてきたのが 先に見えるコンクリートの橋。

その前に 「さ 桟橋でない 石の橋たたいて 渡る安心感」29

             

ん?? 29?? ということは いろは坂ではないが あと28はあるんだ。

 

と立て看板が続きます。

 

沢を歩いているのか

     

     見えるのは 廻りのやまやま 建物が見えてきません

 

苦行の先に 苦があり

と ようやく

 

    

これが というより あれが拝殿! まだ登るのか・・・。

ここには 滝行の場が

ここで 浴びたら 涼しいだろうなあ~~~~~~っと 我慢して(他人の目があるので)

懸造りの舞台を登り

      

 

そこに現れたのが 観音様の後ろ姿!

       

行かないで こっち見て!ご利益を! と裾を引っ張ってみたかったのですが

ぐっと我慢して

ありがたや ありがたや と

 

 これ 石筍(せきじゅん)です。

この日の朝 隣町の佐野市葛生東(旧葛生町)の葛生化石館の前庭にある石

これと同じですね! 説明文を読んでください。

 

葛生化石館はそのうち詳しく書きますが、特産の石灰岩が鍾乳洞になって、観音様に

ご理解いただけたでしょうか。

あ!最後に おいらのたからもの!

         


 鍾乳石のスライス! 1963年に歳の離れた姉がくれたお土産です。

 這い這い?していたので、鍾をおしゃぶり代わりに買ってきてくれたのか?

   

 昔は 鍾乳石を切ってお土産というのも有ったのですね。今では考えられない状態になってしまいました。それって文化財の保護という観点からは良いことなのでしょうが、ちょっと寂しいですね。